恋愛で共依存関係になってしまって、お互いに苦しい状態になっていることがありますよね。
どうしたらその状態から抜け出すことが出来るのか、今回の記事でまとめました。
共依存の特徴
まずは自分の感情や行動の確認をし、共依存状態がどの程度まで進んでいるのか確認をしましょう。全部で8項目あるので、それぞれ自分に当てはまっているでしょうか。
①誰よりも何よりも優先
何か予定があっても、パートナーに声をかけられたらパートナーを優先してしまう。家族や友達よりも圧倒的にパートナーのことを優先させる。

②反応が遅れると不安
パートナーにLINEや電話などをした時に、相手からの返信が来ないと不安に駆られてしまう。反応が返ってくるまで、気になってしまい他のことが手につかない。

③相手の機嫌に左右される
相手の機嫌に左右されて自分の気持ちも変化してしまう。理不尽なことだとわかっても自分の感情の制御が出来ない。
④相手の問題を自分のことのように思う
生きていると様々な問題が出てきますよね。仕事のことや友人との関係、家族仲など本人が乗り越えるべき試練が訪れた時に必要以上に相手の立場になり、自分の生活にまで影響が出ている状況。
⑤決断
一人で何かを決めることが難しい。些細な事から重要なことまで相手の意見を聞いてみないと不安になり決められない。
⑥相手の行動をコントロール
自分の感情を保つために相手の行動をコントロールしようとする。泣いて困らせたりわざと大げさに嫌味を言ったりなど試し行動をして気を引く。
⑦自分の人生を委ねる
自分のライフステージの重要な決断を全て相手の都合に合わせてしまう。話し合いや尊重とは違い、相手と過ごすために必要な選択だけを考えて行動する。

⑧感情の起伏
相手がいないと感情をコントロール出来ない。相手に感情のコントロールを委ねてしまっている。
以上8つの項目でした。どのくらい当てはまっている項目があるのか、自分のレベルはどのくらいなのかを確認してみましょう。
共依存からの脱出
共依存状態であった場合にどのように脱出をしたらいいのか、その方法についてご紹介します。
①自分がどうなっているか振り返る
自分が今どのような状態であるのかを出来る限り客観的に分析することが重要です。思考や行動が共依存に入る前と後でどのように変化しているのかを書き出すことで、今の自分を確認することができます。
②目標を自分のことにする
共依存状態であると、何をするにも相手のことを考慮したり、主軸が相手になっていたりします。
そのため目標を自分を軸にして立て直してみることをオススメします。些細なことからライフプランまでどんな目標でもいいので、自分を主軸にして考える時間を確保することが初めの一歩となります。
③日記で本音を書く
共依存状態であると、つい相手の反応をみて感情をコントロールされているような状態になってしまっています。相手が目の前にいると上手く自分の感情を分析することが出来ないと思うので、日記を書く習慣をつけて自分と向き合うことをしましょう。

日記を書いているときは、自分の感情をごまかさずにありのままを映し出しましょう。
④一人の時間をもつ
ともかく一人の時間を確保するようにしましょう。一人で何かに取り組む・決断をするということに慣れていくことで共依存からの脱出が叶います。
没頭できる趣味を見つけることや何か目標に向かって努力する時間を積み重ねていくことが重要です。

⑤専門家に頼る
共依存状態がかなり進行しており、一人での解決が難しい場合などには専門家の力を借りることも大切です。自分で抜け出すことが難しいのが共依存。困っている場合には躊躇せず専門家に一度相談してみましょう。
まとめ
共依存状態になると、自分の人生が楽しいものから少しずつ外れていくような状態になっていきます。あくまでも自分の人生は自分だけのもの。相手がいないと一人では生きていくことが出来ないとなると相手にとっても負担になってしまい、共倒れに。
少しでも悩んでいる方の助けになれれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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